貴乃花親方無言と白鵬八百を報道しないTV理由


皆さん、既にご存知のことを改めて。

その1)「モンゴル互助会」は、10年に暴力事件を起こすまで、朝青龍がトップに君臨。強制引退させられたあと、その座は白鵬へと移る。そして白鵬がここで星の回しあいである八百長相撲の指揮を執る。

その2)昨年春場所白鵬稀勢の里と優勝を争った時、白鵬が何度も対戦相手である「貴ノ岩」に星を売るよう電話をするが、貴ノ岩貴乃花親方の言いつけで拒否。結果、白鵬貴ノ岩はガチンコ相撲で貴ノ岩が勝ち、白鵬は負けて優勝が稀勢の里となる。

(注)白鵬の肉体は衰えてきているから、もはや、若手の強い連中には星を買わなきゃ勝てない。張り手はその精神的不安の現れともいえる。

その3)激怒した白鵬は、事件当日、先ずは白鵬が星の回しあいを拒否する貴ノ岩を説教し、後、酒癖の悪い日馬富士に過度に酒を飲ませ、日馬富士貴ノ岩を殴打するよう仕向ける。当初、日馬富士貴ノ岩を殴打した時、誰も止めず、周囲が静観していた理由がここにある。

その4)貴ノ岩は、白鵬からの八百長依頼の電話を録音しているから、もしも日馬富士殴打事件が貴ノ岩からの損害賠償や慰謝料などの民事裁判になった場合、今の相撲は八百長だらけであることが裁判で明らかになる。

その4)(推測)裁判で最も困るのは八角理事長の相撲協会。故に、タニマチに何とか裁判を防止しようと要請。恐らく、タニマチが指示した強面(こわおもて)の輩が貴乃花親方へは、「いらんことをしゃべったら、ただでは済まないぞ。」と脅しをかけている。貴乃花親方の無言の理由はここにあるのではないのか。

ひょっとしてこの強面は、池坊保子評議員議長と関係している可能性を否定できず。彼女の言動には立場とは違った異常さがある。彼女は昔から夜(闇)の世界にはめっぽう顔が広い。彼女の現在の面相には若かりし頃のものとは想像を絶するほどに憎い。それは彼女のこれまで歩んできた強面との歴史が刻まれているからである。

その5)テレビが日馬富士暴行障害事件の本筋を報道せず、くだらんことだけ取り上げている理由は、このタニマチの圧力によるものと思われる。タニマチの圧力に屈しない週刊誌は本筋に迫る記事を掲載できる。


以下は、プレジデントオンラインより。筆者の視点が上下左右に揺らいでいる内容だが、参考としては読める。
 
貴乃花よ、文句があるなら"公の場"で語れ」(元木 昌彦)より。

『フライデー』が報じている重大事実
白鵬貴ノ岩に「星を売れ」と電話をかけてきた。


昨年の初場所13日目の夜、稀勢の里と優勝を争っていた白鵬が、次の日に対戦する貴ノ岩に“八百長”をしてくれるよう付き人を使って何度も電話をかけてきたが、貴ノ岩はそれを察して、出なかった。

その結果、ガチンコ相撲になって敗れた白鵬が、このことを根に持って、巡業先で日馬富士と共謀して貴ノ岩を呼び出し、暴行したのだ――。
貴ノ岩の師匠・貴乃花親方が支援者にこう語ったと、『フライデー』(1/19号)は報じている。

同様のことは『週刊新潮』(1/18号)も報じている。
「今回の事件の背景を探っていくと、1つの事実に行き当たる。2017年の初場所中の1月20日夜、横綱白鵬の側近が執拗に貴ノ岩に電話をかけていた、という事実に」
文春も、少し前になるが、モンゴル人力士同士が八百長らしき「談合」をやっていて、貴乃花が憤っていると報じていた。


「協会には不可解なカネの出入りがある」


『フライデー』にはこのほかにも貴乃花の重大発言が満載である。
「08年に起きた力士による大麻所持事件や10年の野球賭博問題についても、協会のやり方には不満があります。大麻所持事件は露鵬白露山だけを処分したが、あれはトカゲのしっぽ切り。

横綱クラスの力士にも疑惑はあったんです。野球賭博についても、琴光喜だけに解雇という重い処分が下されたのはおかしい。以前から協会の体制を批判していた私への当てつけでしょう」
琴光喜貴乃花と昵懇だったそうだ。08年は白鵬横綱になって2年目である。さらに、

「協会には不可解なカネの出入りがあります。また、両国国技館の改修工事でも、入札を行わずに特定業者が工事を請け負うなど怪しいカネの動きは多くある。

挙句の果てには、モンゴル人力士が強姦事件を起こし、それを理事が奔走して揉み消したことまでありますからね。

私はいま、弁護士からアドバイスを受けながら、どのタイミングで何のカードを切るのがいいのか、綿密に準備を進めています」

白鵬八百長を頼んできた、相撲協会と業者との不可解なカネの流れ、モンゴル人力士の強姦事件と、どれ一つとっても相撲界を震撼させるのに十二分な大スキャンダルである。

週刊文春も「貴乃花寄り」の記事を繰り返す
だが、不思議なことに、これほどのスキャンダルを、新聞、テレビが後追いしたという話を聞かない。

テレビののワイドショーは、膨大な時間を相撲騒動に費やしているが、そのほとんどが愚にもつかない話ばかりである。

不倫や貴乃花騒動ばかりにうつつを抜かし、国民が知っておくべきニュースが報じられていないことを恥ずべきであろう。

週刊誌も例外ではない。たとえば文春は、「貴乃花の逆襲」(11/30号)、「貴乃花が激怒した白鵬の『暗黒面』」(12/7号)、「貴乃花vs.白鵬八百長』」の真実」(12/14号)、「貴乃花が許せない相撲協会三悪人”」(12/21号)、「貴乃花vs. 白鵬相撲協会 本誌しか書けない全真相」(12/28号)、「貴乃花激白」(1/4・11号)、

そして1月10日発売は「『貴乃花はクスリをやってるみたいに異様』と吹聴していた池坊保子」と、毎号、それもほとんどが巻頭特集で、貴乃花寄りの記事である。これでは貴乃花の広報誌といわれても仕方ないのではないか。

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※© PRESIDENT Online 『週刊文春』(1/10号)のトップ記事。見出しは「『貴乃花はクスリをやってる…


文春ともあろうものが、なぜ八百長疑惑を聞かないのか


それもご丁寧に今週号では、昨年12月28日の臨時理事会後に、相撲協会が行った会見で、貴乃花が「週刊誌の取材に応じていない」と語ったといわれたことに、

「他紙については知る由もないが、貴乃花親方が小誌に証言したのは言うまでもなく事実である」として、貴乃花に「週刊文春に心情の一端を明かしたのは事実です」とわざわざいわせているのだ。

だが、せっかく本人に会えても、コメントは「ここまで、一連の経緯に対して納得しているわけではありませんが、まずは土俵を支える力士たちの本分を取り戻させるのが大切だと思っています」という、優等生的なものしか引き出せていない。

おいおい、モンゴル力士たちの八百長疑惑について聞かないのかよ、文春ともあろうものが。

たしかに八角理事長率いる相撲協会のガバナンスのなさ、隠蔽体質、責任感の欠如はもっと批判されていい。

白鵬の大人げない言動は、大横綱らしくないと、私も思う。
明らかに週刊誌が貴乃花側に操作されている

だが、貴乃花を「正義の人・改革者」、白鵬を「悪者・品格がない」という単純な図式の中に押し込み、白鵬を取り巻くモンゴル人力士たちへの日本人の「偏見」を助長するやり方には疑問を感じる。

私が週刊誌を読む限り、貴乃花が相撲界をこう改革すると、具体的な構想を披歴したことはない。

それだけではない。ひと言でも貴乃花の肉声を聞きたいと群がり、すがる週刊誌を利用して、貴乃花から聞いたと称する後援者、タニマチ、支援者が、相撲協会白鵬を筆頭とするモンゴル勢に対して批判をしまくり、それを週刊誌側が内容を十分に検証せずに垂れ流すという構図ができあがってしまっているのではないだろうか。

今週の『週刊文春』は、貴乃花を聴取した外部理事の高野利雄危機管理委員長が、協会に対する報告がないのに、貴乃花の意見だと、いろいろな人がメディアでしゃべっているのはいかがなものかと発言したことに対して、
「まるで貴乃花親方がメディア操作をしているような印象を与える」


貴乃花よ、もはや沈黙は金ではない

私が想像するに、貴乃花にはマスコミ操縦に長けた人間が付いているのであろう。なぜなら貴乃花自身の肉声は、ほとんどが当たり障りのないものばかりだからである。

先のような問題発言が、協会や他のメディアから追及されても、「私は週刊誌にひと言もそんなことを話してはいない」と逃げられると考えているのではないか。
やり方が姑息(こそく)だと思うのは、私だけではないだろう。

貴乃花よ、もはや沈黙は金ではない。公の場に出て来て、自分の考えを堂々と述べ、どう相撲協会を改革するのか、白鵬を含めたモンゴル力士たちに「八百長」の疑惑があると考えるのなら、彼らにそれをただすべきではないのか。


なぜ白鵬は「品格がない張り手」を繰り出すか

初場所が始まる。これほど耳目を集める場所は、これまでなかったのではないか。出場が危ぶまれていた稀勢の里や、“カド番横綱鶴竜も出場するそうだ。

だが、一番注目を集めるのは白鵬であろう。前人未到の1064勝という大記録を打ち立て、横綱としての勝ち星も歴代1位である。若乃花栃錦大鵬柏戸北の湖と並ぶ大横綱である。

失礼ないい方になるかもしれないが、彼が日本人だったら、間違いなく「国民栄誉賞」が与えられるはずだと、私は思う。

その白鵬も32歳。年齢による衰えは隠せない。頂点を極めた横綱には引退の道しか残されていない。品格がないと批判されている白鵬の張り手は、そうした寂しさにあらがう彼の気持ちの表れかもしれない。

かつて、横綱千代の富士を新進気鋭の貴花田(後の貴乃花)が破って引退に追い込んだことがあった。因縁話のようだが、今場所小結に昇進した貴乃花部屋貴景勝が、白鵬に勝って「あんたの時代は終わった」と引導を渡せば、因果は巡るということになるが。



前回記事
●「女性の評価を下げた池坊保子評議員議長」

池坊保子の面相は、生け花の根源 華道家池坊とは無縁の世界にある。
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