切れる子供:牛乳原因説
切れる子供:牛乳原因説
昨今、老いも若きも殺人に走ったり、或は国会議員までも異常行動ですから、大変な時代に入りました。これは脳の一部が何らかの作用で、或は遺伝で、変形や機能障害を起こしたものと思われます。
この原因については幾つもありますが、今回は、『牛乳原因説』の記事がありましたのでそれを掲載します。
尚、文中、青文字の(註)の箇所は、私が加筆したものです。
時間の都合上、後半に(註)の箇所がありませんが、順次追記していきます。
世論時報 シリーズ 切れる子どもをつくる食生活①
牛乳が子どもの体と心を蝕む
学校給食にはなぜ牛乳か
(一部抜粋)
献立に細心の注意を払っている学校給食なのに、なぜか牛乳だけは当然のようにメニューに加えられる。
毎日特定の品物が出てくるのは、本当はおかしなことである。なぜ牛乳だけが許されるのだろうか。牛乳は本当に子どもに飲ませて良いのだろうか。(註1)
(註1)小学校の給食で自分の子供に牛乳を飲まないようにすると、いじめの対象になるという。
牛乳普及の舞台裏
(一部抜粋)
日本で盛んに牛乳が飲まれるようになったのは、戦後である。GHQ(連合国軍総司令部)の要望で、牛乳・乳製品などの動物性食品の消費促進が推進された。(註2)
昭和33年に学校給食に牛乳が登場するようになってから、加速度的に牛乳の消費量が増えていった。(註3) 乳業界にとって学校給食は3兆円産業の食材市場であり、乳業界は校長などの天下り先となり、批判する者は飛ばされた。保健所も学校も、政府の経済優先の政策に乗せられた。薬害エイズ事件にしろ、狂牛病問題にしろ、行政を信用できないことが多すぎる。(註4)
(註3)米国の倉庫に余剰で長期間保管されていたダンボール缶脱脂粉乳(上記画像)だから、特に古いものは東北の農村部の小学校にまわされた。その中には、岩石のように固まったものや、黄土色に変色したものもあった。
尚、学校給食の歴史には、昭和27年4月から全国の小学校で完全給食(コッペパン・ミルク・おかず)が始まったと書いてあるが、それは事実を把握していない。
昭和27年秋田県由利郡・直根小学校と昭和28年29年西滝沢小学校時代は、ミルク一杯も出なかった。昭和30年~32年の下川大内小学校時代の最初の2年間は、ミルクだけであり、然も、曜日が決まっていた。何故に毎日ではなかったかというと、製造後長期間経過したもの故に、固まって変色の激しい箇所をそぎ落とすから、どうしても必要な量を確保出来なかったからである。
昭和32年には、ミルコの他にコッペパン1個が出たが、固くて不味くて女の子の多くは食べなかった。無論、ガスなど通っていない時代、それに学校の厨房と言えば、小さな流しと燃料が薪(まき)の竈(かまど)だから、全校生徒500人弱のおかずを賄うことなど不可能に近かった。
(註4)行政の犯罪:最近では、2009年以降、全国の小学校6年生と中学生(12歳~16歳)の女子に、ほぼ強制的に接種した犬の避妊薬転用の子宮頸がん(HPV)ワクチンがある。
2009年12月、日本での子宮頸がん(HPV)ワクチン接種プログラムは 、地方自治体と日本政府によって資金提供(公費助成)され開始された。然し、この時、英国では接種直後死亡や、米国では既に後遺症に苦しむ少女が続出し、社会問題となっていた。日本でも接種早々後遺症が発生し、問題提起されたにも拘わらず、原因は副作用ではなく「心身の反応」にあるとし、地方自治体と日本政府は続行し、約900万人弱の少女に、後遺症と不妊のリスクのあるワクチンを接種し続けた。
尚、アメリカのFDA(連邦食品医薬品局)が、子宮頸がんワクチンを認可する以前の2003年の時点には、「HPV(ヒトパピローマウイルス)は危険なウイルスではなく、感染しても自然に消滅するものであり、健康への長期的な悪影響はなく、子宮頸がんとの関連性はない」と認識していた。
更に子宮頸がんワクチン「ガーダシル」が、逆に子宮頸がんの発生リスクを44.6%も増加させることをFDAは書類にしていた。(マイク・アダムス氏のレポートより)
●CNNは、日本が子宮頸がんワクチンを認可する前年の2008年には既に子宮頸がんワクチンのリスクを報道していた。
CNNレポート 2008年8月11日
Gardasil WARNING! - CNN Report 8.11.8
ガーダシア(子宮頸がんワクチン)は危ない! 4分18秒
●(米国)子宮頸癌ガーダシルワクチンによるバイオハザード 6分52秒
●(日本)子宮頸がんワクチン副反応の実態 4分50秒
●子宮頸がんワクチン接種後の症状 14分22秒
■子宮頸がんワクチンの後遺症に悩む少女の特徴
米国でも日本でもスポーツ選手などの健常な子に多いということである。
原因は、亜鉛不足である。
スポーツ選手でも後遺症を発生しなかった子の食生活は、『生カキ』や『沖縄産の苦いゴーヤ』『たたみいわし』『豚のレバー』などを食べていた。
切れる若者は牛乳を飲む
(一部抜粋)
今から既に24年前に牛乳・乳製品・白砂糖に注目した犯罪学者がいた。1977年アメリカのアレキサンダー・シャウスは、経過観察中の犯罪者を対象に実験を行なった。犯罪者を2つのグループに分け、片方のグループには牛乳・乳製品・白砂糖を摂取しないように指示し、もう一方のグループにはごく普通に摂取してもらった。
この状態で2年間観察を続けたところ、牛乳・乳製品・白砂糖を摂取しなかったグループの再犯率は11・7%であったのに対し、普通に摂取したグループは33・8パーセントという結果が出た。(註5)
牛乳の普及と骨折の増加
「カルシウム摂取のために牛乳を飲みましょう」というのは、私達が一般的に信じてきた事柄だ。牛乳を飲むと、骨が丈夫になり、栄養のバランスが良くなり、イライラも解消してよく眠れる……などよく聞くキャッチフレーズだ。
しかし、実際は食品100%中に含まれるカルシウムの含有量はごま、ひじき、煮干し、干しえびなどのほうが牛乳の約10~22倍もあることが見過ごされている(図・1)。
また、牛乳はカルシウムの含有量が少ない上に、人間の身体には吸収されにくい。牛乳に含まれるリンは取りすぎると血中のリンイオンの濃度が高まり、バランスを取り戻そうとして骨の中に貯蓄されているカルシウムが溶け出し、この状態が続くと骨粗鬆症(こつそしょうしょう)になる。
日本よりもはるかに牛乳を摂取している欧米に骨折が多いことは、あまり知られていない(図・2)。アメリカでは1000万人の人が骨粗鬆症に悩まされ、50歳以上の女性の二人に一人、男性の8人に一人が、骨粗鬆症が原因で骨折している。アメリカはカルシウムの4分の3を牛乳や乳製品から摂取している。
世界で最も牛乳を飲んでいるノルウェーでの骨折率は、日本の5倍にものぼる。日本でも、牛乳を飲んでいなかった昔の人達よりも、今の子ども達のほうが10倍骨が折れやすいという。このことからも、牛乳がカルシウム源として相応しいものではないことが分かる。
「強い骨を作るのにはかつて信じられていたのより、少ないカルシウムで十分であり、カルシウム源は牛乳より野菜や豆類などのほうが優れていることもわかった。
人の体内にカルシウムを摂取するのに、牛乳ほど良くないものはない」と菜食主義を勧め、牛乳消費に反対しているNPO〈責任ある医療を目指す医師会議・会員数10万人、うち医師は5000人〉の代表ニール・バーナードは言う(月刊『PLAYBOY』2000年11月号)。
体力向上と内臓への負担
(省略)
牛乳と様々な病気
牛乳は牛の子どもが育つためのものであり、人間の子どもが育つためのものではない。ましてや、離乳した子どもや大人が取るべきものでもない。「乳」には、その種の子どもが育つために必要な成分が含まれている。牛乳には牛の子どもを早く大きく育てるためのタンパク質(カゼイン)がたくさんふくまれているが、人間の子どもに必要な脳を育てる栄養素は少ない。人間の赤ちゃんを育てるのに必要な栄養素は、母乳に含まれている。
またフィリピンの貧しい子ども達にアメリカの援助プログラムとして、粉ミルクが与えられていた。しかし、その粉ミルクを飲んでいた栄養価の高い子ども達に、肝臓ガンの発症率が高かったという調査結果もある。乳製品に含まれる脂肪分が、動脈硬化や心臓疾患の原因の一つであることも報告されている。
最近では、糖尿病や白内障の誘引の恐れもあることが報告されている。1970年にリヒターとデュークはヨーグルトを与えたラットの発育を調べ、その全てに白内障が現れ、しかも、若い幼いラットほど早く白内障になると報告している。
これはアジア民族は欧米人と違い、乳の中の乳糖を分解する酵素(ラクターゼ)が少ないからである。サルが住めない地域(寒冷地)に住むようになった人間は、数千年をかけて環境に適応した体質へと変化し、欧米人は牛乳や乳製品をとっても大丈夫な身体になっていった。
牛乳礼賛は過去のもの
牛乳のダイオキシン汚染はコメの30倍、芋・豆類の6倍にもなる。食物連鎖による生体濃縮の原理があるからだ。例えば、牧草のダイオキシン濃度が1だとすると、牛の体内でそれは10倍に濃縮され、その乳では100倍に濃縮される。
この生体濃縮を最小限に抑えるためには、食物連鎖の最初の野菜を中心に食べることを心がければ、極端に母乳のダイオキシン濃度が上がることはない。ベトナム戦争で大量にダイオキシンが散布された地域では、いまだに、奇形児やガン患者の発生率が高いという。
タホマ・クリニック院長のジョナサン・ライト博士は「牛乳はもともと牛のためのものです。牛の骨格は丈夫(牛乳は身体を大きくする成分が主体)ですが、脳の機能は人間よりはるかに劣ります。牛乳には脳の細胞をつくる栄養素が足りないわけです」(『ホスピタウン』1999年3月号)。
ベンジャミン・スポック博士も「2歳を過ぎた子どもには乳製品を与えず、肉も最小限にしてベジタリアンの食事を与えるのが好ましい」(『スポック博士の育児書』第7版)とある。
日本でも厚生労働省の『健康日本21』について報道した「過剰タンパクでカルシウム排泄 厚生省が『牛乳神話』を密(ひそ)かに見直した」(『THEMIS』2000年11月号)、牛乳の危険性を説いた「『牛乳神話』の崩壊」(『新潮45』2001年9月号)「脱・牛乳を考える」(『週刊金曜日』2001年12月7日号)など挙げ始めたらきりがないほどだ。
学校給食の改善は、保護者からの働きかけが一番近道である。子ども達を守るためにも、学校給食から牛乳をなくすことに是非声を上げてもらいたい。今や牛乳に対する見方を改める時が来ている。様々な身体的不調や心の乱れが見られる子どもは、この際、思い切って牛乳を止めてみることをお勧めする。
画像借入先
全国学校給食連合会
日本の原風景(日本民家)
「牛乳は飲むな 飲ますな その①」 牛乳には女性ホルモンが入っている
「牛乳は飲むな 飲ますな その②」 成人病の元凶は牛乳・乳製品
ワクチン被害者を無視する公明党 2013/4/30(火)
何故に子宮頸がんワクチンによる障害者を救おうとしないのか? 2013/10/29(火)
(注)この記事の後半に、目次も掲載してあります。
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