禿(ハゲ)になった薬とは?


先日、近所のある店の店主と奥さんと四方山話をし、皆で大笑いしたんです。

その店主の健康なる知人は、当初、健康診断を受け、医院で処方薬を貰いました。が、やがて他の病気の恐れがあるということで二つ目の医院に通いました。そして今では、同時に五つの医院や病院に通うまでになり、夫々の薬を飲んでいるそうです。

その結果は、あれほどふさふさしていた頭髪が、ずるむけ(禿)で髪の毛一本も生えていないそうです。

   ☆

私が常に言っていることを改めてここでも言いました。

「過疎化が進んでいる農村地帯にある病院を想定してください。

人口が増えず、年々高齢者が死亡しますから、対象者数が年々減っていきます。他方、今、通院している患者の病気を治すと患者が更に減っていきます。

ではどうするか。

今通院している患者の病気を治さないか、治すとしても、新たな病気に罹患させることです。

罹患させる方法としては、新たな病名を加え、新たに処方薬を出す。健全なる臓器に薬物を投与するのですから、確実に新たに罹患させることが出来ます。(註1)

或いは、老化現象の物忘れの症状があるからと言って、ADHD(注意欠陥・多動性障害)と診断され、100%、ジプレキサなどの抗精神薬を渡される。以降、、死ぬまでクスリ漬け。(註2)

或いは、認知症と診断され、BPSDと呼ばれる抗精神病薬を処方されたら最後、興奮し怒りっぽくなり、更には暴力沙汰に。他方、歩行障害、飲み込み障害などが起き、要介護状態になる。(註2)(註3)

或いは、将来の骨粗鬆症対策として、カルシウムのサプリメントを処方する。

いかにももっともらしいが。実はこれもとんでもない曲者(くせもの)。
ビタミンDサプリメントなら分かるが、カルシウムのサプリメントを服用し続けたら、逆に確実に骨はスカスカになり、ちょっとこけただけで骨折したり、臓器をやられる。(註4)

まあ、常日頃、野菜や果物、漬物、魚介類中心の食事をし、偏食せず、十分な睡眠時間と適度な運動をし、例へ医者に行ったとしても、医者の処方する薬は一週間以上服用しないこと。」

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それにしても、抗がん剤でなくても禿になる薬って何なんでしょうね。
調べてみました。

禿になる薬

血液を固まらせない薬・・・ヘパリン、ワーファリン
ビタミンAやその誘導体・・・チガソンなど
降圧剤・・・アムロジン、タナトリル、レニベース、カルデナリンなど
コレステロール中性脂肪の薬・・・メバロチン、リピトール、ローコール、ベザトールSRなど
痛風の薬・・・ザイロリックなど
糖尿病の薬・・・ベイスン、アマリールなど
胃の薬・・・ザンタック、タケプロンオメプラールなど
甲状腺の薬・・・プロパジールなど

水虫(タムシ)薬などのステロイドの入った軟膏

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(註1)薬とは、ある臓器に対して治癒効果があるとしても、他の臓器に対しては有害であるという前提に立つべきである。例えば、歯が腫れた場合、抗生物質を服用すると、腸内乳酸菌までも殺してしまう。

(註2)
TPP加入で一億総精神病患者 2013/2/18(月) 
太陽光のビタミンDで美しく 2013/12/10(火) 
人間全てが精神病患者に、『愛』も病気 2013/12/28(土) 
精神科の薬を飲んだら最後 2015/10/1(木) 
精神科医の処方薬の危険性 2016/4/15(金) 

(註3)
イメージ 1

余談だが、先日、木村多江(45歳)さんは、赤い車を見ると気性が荒くなると言っていました。赤色で興奮する動物と同じ遺伝子を持っているのかも。 

(註4)
サプリによるカルシウムの取りすぎは、骨粗鬆症の他に、認知症心筋梗塞脳卒中などのリスクがあります。
牛肉と水とサプリと医者 2013/3/14(木) 



下記の記事での、製薬会社による健康人対象の新薬実験とは、新薬でいかに自然に罹患させ死亡させるかを狙ったもの。恐らく、何種類かの毒物とそれぞれの毒物の含有量の違う錠剤を何種類も作り、それぞれの錠剤の効果のデータ取りしたに違いない。


欧米製薬会社、新薬開発で東ドイツの5万人を違法実験
Posted May. 14, 2013 08:09, 

(Drugs giants used Communist East Germany for 'illegal' trials
Several patients died in tests made possible by massive payoffs to Communist regime Tony Paterson Sunday 12 May 2013 )

Leading Western pharmaceutical companies paid millions of pounds to former Communist East Germany to use more that 50,000 patients in state-run hospitals as unwitting guinea pigs for drug tests in which several people died, it was revealed today.

ドイツやスイス、米国の強大な製薬会社各社が、ドイツ統一前まで、東ドイツの病院で約5万人の患者を対象に、開発中の新薬の違法的臨床試験を実施し、多数の死亡者が発生したことが明らかになったと12日、ドイツ週刊誌・シュピーゲルが報じた。

An investigation by the German magazine Der Spiegel said international conglomerates such as Bayer, Hoechst, Roche, Schering and Sandoz carried out more than 600 tests on patients, mostly without their knowledge, at hospitals and clinics in the former Communist state.

同報道によると、ドイツのバイエル、シェリング、ヘキスト、スイスのロチェやサンドなどは、1989年まで、東ドイツの国立病院50数ヵ所で、計600件の医薬品の実験を行った。実験の見返りとして、1件当たり80万マルク(約5億7700万ウォン)が渡された。

The companies were said to have paid the regime the equivalent of €400,000 (£338,000) per test.Schering, a concern which now belongs to Bayer, was said to have offered East Germany the equivalent of €3m to carry out a series of tests at an East Berlin hospital.

現在、バイエルに買収合併されたシェリング社は、東ドイツ病院に一連の実験のため、300万ユーロを支払った。

The case of one unwitting East German woman who died in 1986 aged 30 after being treated with pharmaceuticals for skin cancer was cited by the magazine.Nicole Preiss, her daughter , said: “There are so many secrets surrounding my mother's death – I want to know which drugs and which companies were involved.”

シェリングが開発していた皮膚ガン治療剤の実験対象になり、1986年に死亡した30歳の女性の娘、二コル・プライスは、「母親の死を巡る秘密があまりにも多い。どのような薬と製薬会社が死と関連があるのか知りたい」と話した。

The records show a concern which now belongs to Roche tested the “blood-booster” Epo on 30 premature babies. Bayer was also revealed to have tested Nimodipin – a drug designed to improve blood circulation in the brain– on a group of alcoholics who were suffering from such acute delirium that they could not give their consent.Two unwitting patients also died in East Berlin hospitals after being subjected to tests involving Trental. The drug improves blood circulation and was then being developed by the West German company Hoechst, which has since merged with Sanofi. 

フランスの製薬会社・サノフィに買収されたドイル・ヘキストの血行改善剤「トレンタル」の実験過程でも、患者2人が死亡した。バイエル社は、脳の血行改善剤「ニフォディフィン」を、精神疾患を患っているアルコール中毒者らに対し、実験を行った。

ロチェは、未熟児を対象に、「ブラッドブースター」という薬も実験した。今は、スイスのノバルティスに渡されたサンドが、肺疾患の患者を対象に実施した血圧薬の実験では、二人の患者が死亡した。

In the West, the law stipulated that any patients taking part in such tests had to be fully informed of the risks involved.

問題は、欧州で臨床試験の対象になる患者らとは違って、当時、東ドイツの患者らは、薬の副作用や危険性について十分説明を受けないまま、事実上、違法的な実験が行われたことだ。

However, in East Germany such restrictions were waived or “modified” in an increasingly desperate effort to procure enough hard currency to rescue an ailing economy.

外貨が必要だった東ドイツ政府や病院が、規定を事実上無視したと、シュピーゲルは批判した。

Western pharmaceutical companies are known to have turned to cash-strapped Eastern Bloc countries in their search for human guinea pigs after the 1960s thalidomide scandal which obliged them to carry out rigorous tests on their products before they could be sold.

欧米の製薬会社各社は、1960年代の「サリドマイドスキャンダル」以降厳しくなった新薬販売前の臨床試験の規定を満たすため、資金の足りない東欧圏諸国を利用したのだと、同紙は報じた。睡眠剤として開発されたサリドマイドは、十分な事前検証無しに販売され、数多い奇形児出産の原因となった。
Der Spiegel said it gained the information from Stasi secret police files and hitherto unpublished East German health ministry and pharmaceutical institute records.
シュピーゲルは、東ドイツの情報機関・シュタージの秘密ファイルや東ドイツ保健部の未発表文書から資料を入手したと明らかにした。
Der Spiegel said that when it contacted the drug companies concerned most stressed that the trials happened a long time ago and that in principle strict protocols were always followed. The German Federation of Pharmaceutical Producers said: “ There is currently no reason to suspect that anything irregular happened.” 
しかし、製薬会社各社は、「試験は相当前に行われ、原則として医薬品実験の厳しい規定を常に守った」とし、「いかなる違法が行われたと疑うだけの情況など無い」と反発した。