納得出来ない市橋容疑者の両親の態度

逃亡者・市橋容疑者の逮捕前後の両親の態度には納得出来ない。
同じ年齢の息子を持つ親として。

他の人の意見には、30歳の大人になった息子に親が責任を持つのはおかしいという内容が多いようですね。両親が被害者と言う意見もありましたね。
それは、息子が社会人として独立していた場合でしたらそう言えるでしょう。
処が、30歳の息子にマンションを買い与え、然も、毎月十数万円の仕送りをしているのです。
両親の実態は、完全なる息子の溺愛保護者。
大学を卒業し、30歳になった息子を尚且つ甘やかし続けてきた両親。
責任が無いとは言わせない。

確かに、逮捕後に両親がインタビューに応じた映像には、カットされた肝心の部分もあったでしょう。
でも、あの両親の態度からは、微塵も「謝意」のメッセージが聞こえて来ない。
まさに、他人事!
偶々、被害者になった!かのような威厳を誇る父親。

驚きは、母親の電話での息子への呼びかけ。『あなたが嫌がることを承知で』とは何事なのでしょうか?

この言葉には、故 リンゼイさんとそのご家族、そして社会に対する謝罪の気持ちがあってのことなのでしょうか?

参考)
 FNNニュース・リンゼイさん遺体事件 市橋容疑者の母親、「とくダネ!」のインタビューで出頭呼びかけ
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イギリス人女性死体遺棄事件で指名手配されている市橋達也容疑者(30)の母親が、フジテレビの番組「とくダネ!」のインタビューに応じ、市橋容疑者に出頭を呼びかけた。
自分の思い、主人とわたしの思いを、電話で話してよろしいんですか。
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達也、母さんです。
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あなたが嫌がることを承知で父さんと母さんの気持ちを伝えたいと思い、とくダネ! のお時間をいただいて話しています。
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まじめに働いていて、メモまで取って、仕事を覚えていた。
それを聞いて、ああ、わたしたちの知っている達也だと思いました。
本当に、そのことをとってもありがたいと思います。
ただ、あちら(リンゼイさん)のご両親のお気持ちを考えると、このような思いを持つことは許されないと思います。
親孝行したいと言っていたと聞きました。
それなら、達也が行徳警察署に出向いて、本当のことを話してください。
お願いします。 (11/10 12:41)


  「償ってほしい」 市橋容疑者の両親 2009年11月11日0時20分  朝日
「償いの一歩」「逮捕望んだ」=逃走資金援助は否定-市橋容疑者の両親が会見・岐阜
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市橋達也容疑者(30)の逮捕を受け、同容疑者の両親が岐阜県羽島市で記者会見し、「逮捕は償いの一歩かもしれない。これからは本人が真実を話して罪を償うことだ」と淡々とした表情で話した。
大雨の中、約30分間、詰め掛けた報道陣に対応。逃走のための金銭援助などは強く否定した。
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父親は「これ以上逃げても悲しみが増えるばかり。逮捕を望んでいた」とした上で、「自身で警察に出頭する道を取ってほしかったが、息子にはそれができなかった」と悔しそうな表情を見せた。
母親は「捕まえてもらってありがたかった」などと話し、父親も「あくまで息子はかわいいと思っているが、罪を犯せば償いをするのは社会の常識だ」と突き放した。
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遺体で見つかった英国人女性リンゼイ・アン・ホーカーさん=当時(22)=の遺族への思いを聞かれると、父親は「親として、本当に申し訳なかったというだけだ。娘さんを亡くしたことは、理不尽なことだ」とうつむいた。
市橋容疑者が逃走していた2年7カ月間について、父親は「(リンゼイさんの)両親に写真を送ってもらって、ずっと手を合わせる毎日だった」と振り返った。



   逃亡前、親の援助でニート生活…外国人女性に声かけも 市橋容疑者
2009/11/11 01:20 産経新聞
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各地を転々として逃亡を続けていた市橋達也容疑者(30)。逃亡前は、祖父母
名義の自宅マンションに引きこもりがちで、定職にも就かず、親の仕送りで暮らす“ニート”生活を送っていた。その一方で、見知らぬ外国人女性に関心を示し、積極的に声をかけるといった一面もあった。
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父親が医師で、母親は歯科医。市橋容疑者は、幼いころから裕福な家庭に育った。
知人ら関係者によると、中学時代はバスケット部に所属する活発な生徒。
岐阜市内の高校に入学後も、学年に1組しかない国立大理系を目指す進学クラスに所属。
「陸上部で、クラスでも明るい方だった」(同級生の父親)という。
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しかし、知人らによると、このころから少しずつ内向的になっていった。文集には「牙が欲しい。誰にかみついても折れることのない、強い牙が欲しい」などと書いていたという。
親と同じ医師を目指していたようだが、大学受験はうまくいかず浪人を経験。
都内の私立大二部に進学したが、1年ほどで退学し、22歳で千葉大園芸学部
に再入学した。
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大学卒業後もマンションに一人で住み、月十数万円の仕送りで生活していたという。携帯電話を持たず、友人は数えるほど。スポーツジムに通う以外は、外出もあまりしなかった。
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大学時代から外国人に声をかけることが好きだったようで、千葉県浦安市のディズニーランドで、外国人に声をかけ似顔絵などを描いてプレゼントする姿も目撃されている。県警によると、事件前にも、県内の路上や飲食店で外国人を含む女性数人に声をかけ、自分の連絡先や相手の似顔絵を渡すなどしていた。