我家の猫〈チャペ)の死
どうやら、農家が田んぼに蒔いたネズミ駆除用毒だんごを食べたようです。
水を飲ませたら毒が一気に回るので水を飲ませられないのです。
水を飲ませたら毒が一気に回るので水を飲ませられないのです。
だんだん鳴き声がか細くなっていきます。
とうとう、学校に行かなければならない時間となりました。親の目が光っていますから、学校を休む訳にはいきません。
とうとう、学校に行かなければならない時間となりました。親の目が光っていますから、学校を休む訳にはいきません。
昼休み時間の鐘が鳴るなり飛び出し、あぜ道を一目散。急いで家の南京錠を外し中へ。
チャペの声はもう消えていました。身動き一つしませんでした。
チャペの声はもう消えていました。身動き一つしませんでした。
私はあらん限りの大きな声で叫びました。泣きながら。
「チャペ!!」「チャペ!!」
「チャペ!!」「チャペ!!」
その時、チャペは、ピクリ!と、一度だけ、微かに、右足を動かしたのです。
私は、続けて何度も何度も狂ったように叫びました。「チャペ!!」「チャペ!!」
私は、続けて何度も何度も狂ったように叫びました。「チャペ!!」「チャペ!!」
でも、この、たった、たった一度だけでした。
続く
追記)2012.09.04
チャペの生んだ子猫のうち一匹を、象潟(現、にかほ市象潟)の蚶満寺(かんまんじ)のお母さんがわざわざ直根までもらいにきました。
チャペの子がどうしているのかな?と思い、家族で蚶満寺に見に行ったこともありました。