JR福知山線脱線での垣内前社長の責任

兵庫県尼崎市のJR福知山線脱線事故で、県警尼崎東署捜査本部は21日までに、事故列車の車掌(44)の業務上過失致死傷容疑での立件は困難と判断。当時の車掌の事故予見は困難。

尚、当時のJR西日本経営陣についても同容疑に問うのは難しいとみられ、同容疑での立件は死亡した高見隆二郎運転士(当時23歳)に絞られる見通し。


つまり、この死者106名を出した事故の責任は、高見運転手一人にあると言う結論である。





果たして、そうだろうか。


私は、神戸駅大阪駅から高槻駅まで度々新快速に乗車する。
この事故以前の電車のスピードは、推して知るべしである。


新大阪駅高槻駅間では、必ず睡魔に襲われた。気持ちが良過ぎるのである。
新大阪駅を発車すると、先ずガタガタと左右激しい横揺れ。


それが終わると、身体がふわ~っと浮いて、ふわりと沈んでの繰り返し。
電車のスピードは、時速140kmは遙かに超えて、車輪が、レールから浮き上がるのである。

即ち、いつ脱線してもおかしくない状況。


余談ですが、目が覚めたら、京都駅なら未だマシなのですが、滋賀の野洲駅だったり。


私見では、事故原因は、乗客の安全を考慮せず、運転士対象のダイヤを遵守させるための罰則にある。
オーバーランや遅延には、厳しい懲罰が課せらる故、ぶっ飛ばすのは自明。


事故責任は、乗客の安全を無視し、ダイヤを守る為の懲罰規定を作った経営陣・懲罰規定を遂行させた経営陣にある。


即ち、当時の垣内前社長と当時の役員に事故責任がある。未必の故意犯で立件は可能である。